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写真が残してくれるもの

最近、Ray-Ban MetaというAIグラスを使い始めました。
私のものは調光レンズなので、外出時だけでなく事務所でも普通のメガネのように使っています。写真や動画も撮れるのですが、これが意外と便利です。
今までは写真を撮るたびに携帯電話を取り出していましたが、メタグラスをかけていると、右手でボタンを押すだけで「カシャッ」と撮れます。「Hey Meta, take a photo」と声をかければ、手を使わずに写真を撮ることもできます。ただ、今のところ私はボタンを押す方が自然に感じています。
今年は少し早めの夏休みを取り、家族でハワイに行った際にも使ってみました。海で長男と遊んでいると、「動画撮って」と言われ、そのままメタグラスで撮影。長男はすっかりYouTuber気分で、海の中の様子を楽しそうに実況していました。
特にいいと思ったのは、子どもの自然な姿を、自分が見ている視線のまま残せることです。後で見返した時に、「あの時、自分はこういう景色を見ていたんだ」と思い出せるのが面白いところです。
そんなことを考えていて、二年前に亡くなった母の写真を思い出しました。
母の家を片付けた際、大量の写真が出てきました。写真だけはどうしても捨てにくく、すべて持ち帰り、「まんてん録」というサービスでデジタル化してもらいました。元の写真を供養してもらえることも、そこにお願いした理由の一つでした。
写真を見ると、私の知らなかった母の姿がいろいろ残っていました。私にはいつも働いている印象が強かったのですが、職場の人たちと花見やカラオケを楽しんだり、ハワイへ旅行したりしている写真もありました。
「母も、自分の知らないところで人生を楽しんでいたんだな」そう思えたことは、少し嬉しい発見でした。
今、母の写真も、私自身の子どもの頃の写真もデジタルで残っています。
一方、妻は長男が生まれてからの写真を、「ALBUS」というアプリであえて印刷して成長の記録として残してくれています。
記録する方法は、アルバムからデジタルへ、そして今ではメガネで動画まで撮れる時代になりました。
それでも、残したいものは昔も今もあまり変わらないのかもしれません。
家族の何気ない姿や、その時自分が見ていた景色を、これからも少しずつ残していきたいと思っています。
written by 代表 平川将


