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家族で歩いた“赤い砂漠”と“白いガンダム”

今年の4月から、東京地方税理士会横浜中央支部の広報部長を拝命し、広報写真を撮るために家族と一緒に支部旅行に参加してきました。行き先は、先月閉幕した大阪・関西万博。募集40名のところ、あっという間に満員となる人気ぶりで、会場も大変な賑わいでした。
妻は旅行が大好きで、ガイドブックやYouTubeで事前に研究を重ね、私に熱のこもったプレゼンまでしてくれました。その成果もあって、当日は抜群のチームワーク。2日目の朝は、JTBさんのProminent Cardで優先入場できたおかげで、妻が当日登録端末へ一直線。見事に人気の「ヨルダン館」の予約を確保してくれました。スター・ウォーズのロケ地として知られる「ワディ・ラム」砂漠を体感できるパビリオンで、私も念願の体験に大満足でした。
入場してまず驚いたのは、実際にヨルダンから運びこまれた赤い砂の感触。思わず靴下を脱いで素足で踏みしめると、サラサラとした温もりが伝わってきます。スタッフの方々もフレンドリーで、現地の職人さんが作る「サンドボトル」も見事な仕上がり。私たちは名前(ひらかわ)をアラビア語で入れてもらいました。息子も、名残惜しそうに砂の上を歩き回り、最後まで離れようとしませんでした。
もうひとつ印象に残ったのは「大屋根リング」。報道ではユスリカ(ハエの一種)の大量発生などネガティブな話題が目立っていましたが、実際に訪れてみると、雨を避ける場所や休憩スペース、移動ルートとして機能的で、木のぬくもりも感じられる心地よい空間でした。夜には花火やドローンショーを楽しむ人々で賑わい、まさに万博の象徴のような場所です。家族それぞれの年齢番号の前で写真を撮るのも流行っているそうで、私たちも記念にそれぞれ撮影しました。
そして最後に入場したのが「ガンダム館」。今回の旅行で唯一、入場確約されていたパビリオンです。妻のガイドブックによると、満足度ランキング第1位がヨルダン館、第2位がこのガンダム館とのこと。私は昔からのガンダムファン(特に“ファーストガンダム”推し)なので、胸が高鳴ります。
アトラクションはウォークスルー型で、エリアごとに映像と空間が連動し、次々と場面が変化していく構成。没入感たっぷりで、息子もぐんぐんガンダムの世界に引き込まれていきました。最後の映像では、ファーストガンダムが進化したジオングを倒す壮大なストーリーが展開。やや戦闘シーンが怖かったようですが、外に出ると実物大のガンダムが立っていて、「あっ、ガンダムだ!」と息子が声を上げた瞬間は、思わず胸が熱くなりました。
その勢いのまま、同じポーズで記念撮影。後から見ると少し恥ずかしい一枚ですが、家族の笑顔が詰まった、大切な一枚になりました。


