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息子と初めてのアンサンブル共演に挑戦!

こんにちは!スタッフのY.Aです。

先日、息子の発表会で一緒に演奏をしました。アンサンブルの枠で、親子や兄弟で演奏しようという企画です。子供の頃ピアノを習い、ずっと趣味として弾いていましたが、こんな機会があるとは思ってもいませんでした。

彼の中では曲を決めていたようで、「ブラームスのFAEソナタにする。」と言われました。

演奏の雰囲気としては、下記のように紹介されています。

ヴァイオリンとピアノの掛け合い

FAEソナタはヴァイオリンとピアノの対話が非常に重要な作品です。ヴァイオリンが持つメロディの美しさと、ピアノの力強い伴奏やサポートが絶妙に絡み合っており、二人の演奏者が一体となって音楽を作り上げていく感じが非常に魅力的です。

その日から舞台に立つための練習が始まりました。

この曲はテンポが速く技術的にも難易度が高いので、何回弾いてもなかなか上達せず仕上がる気がしませんでした。空いた時間を見つけて、できるだけ毎日練習するようにしました。

あと数週間となりました。

何回か合奏し、息を合わせるタイミングや表現の確認をしました。でもまだ上手くいかない日々が続きます。速い曲なので楽譜を見ながら弾くのは難しいと判断し、ほぼ暗譜をしました。

ついに当日。朝のリハーサルでも、途中で止まってしまい、はっきり言って逃げ出したいくらいの気持ちでした。夫が動画を撮って、それを見ながら「正確な音を出すことより、ドライブ感を出して曲に乗って弾いた方が良いよ。」とアドバイスをくれました。そのおかげで前向きな気持ちに切り替えることができました。

本番直前、一つ前の出番の生徒さんが息子に「演奏、楽しみにしてます。」と声をかけてくれました。それで「よしっ!!」と覚悟が出来ました。

本番。最後まで何とか駆け抜けて弾ききりました!

息子の方は余裕があったらしく、のびのびと弾きつつ私の演奏に寄り添ってくれました。

小さい頃は日々の練習であんなに死闘を繰り広げていたのに彼の演奏に救われる日が来るなんて、と感慨深かったです。

人生初の親子共演で色々なことを感じ、スリル満点の良い思い出となりました。

written by A.Y

A.Y
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