
[公開日]2025年10月02日[更新日]
石見銀山坑道後、世界遺産見てきました!

皆様、お疲れ様です。梅津です。9月は残暑というか、酷暑というような暑さと荒れ模様の天気でしたね。10月はようやく涼しくなるようですが、10月と言えば年末調整に向けての段取りが始まります。事務所としては、9月は平和でしたが、これから年末に向けての準備で慌ただしくなりそうです。そんな、平和な9月でしたので、今年も史跡を巡ってきました。
今回はその時の様子をお伝えしたいと思います。
石見銀山坑道後、世界遺産見てきました
いつか行きたいと思っていた憧れの石見銀山にようやく行くことが出来ました。とはいえ16時30分終了という中で16時到着。
なんとか間に合ったと思ったら、石見銀山は環境保護から自動車での訪問は途中まで。
その後、徒歩、自転車または電気カート?で坑道に行くのですが、駐車場から現地まで2キロ、さらに上りということで本当に間に合わないかも!とめちゃくちゃ焦りました。
運よく、後ろから電気カートが走ってきて、「乗ってく?」と声をかけてもらえて九死に一生を得ました。その時間、私だけしかおらず、運転手の方には詳しく石見銀山の歴史を教えてもらいました。本当にありとあらゆる面でラッキーでした。
石見銀山の最盛期は江戸時代。当時20万人が働く巨大都市に発展していたそうです。坑道(間歩)で働いていた方も、罪人等ではなく募集に集まってきた人。当時の給与が破格だったようで人気の職業だったそうで。坑道は山のありとあらゆるところに掘られ、その跡はいたるところに見られました。
それにしても、岩盤をノミで掘り進むのですから本当にすごいですよね。当時は電気もないですから暗く、煙もすごい過酷な環境であったのは間違いなく。
石見銀山は、地区が遺産登録されているので、見るところがとにかく多い。また訪れて、今度はじっくり巡ってみたいです。
最後の入場者でしたので、だれもいない中、もの凄くじっくり見学することが出来たのは良かった!坑道内は入口こそ狭いですが、中は普通に立って歩ける高さ。試し堀りの跡が見れたりと見所多し。とはいえ、島根自体遠く、さらに山中なのが難点ですね。
篠山城にも行ってきました
篠山城は実は知らなかった城で。100名城に選ばれているので行ってきました。築城当時は大阪に豊臣秀頼がいる頃で、大阪城を包囲するように兵庫県に建てられた巨大な城。
天下普請によりわずか6ヵ月という短期間で築城されたとは信じがたいほど、石垣も本丸も壮大で圧倒されました。
特に再建された本丸御殿は見事で、二条城の本丸御殿を参考に建てられたそうです。
が、本当に残念なことに当日は休館日で中に入ることができず!
なぜ、週に1日しかない休館日が訪問した日に当たってしまったのか。本当に心残りです。内部は本当に美しいそうなので、石見銀山と併せてまた行ってきます。
written by 所長 梅津 敬朝
