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2023年1月から変更となる協会けんぽの申請様式

健康保険では、健康保険証を医療機関等の窓口で提示することで受けられる「療養の給付」を中心に、傷病手当金や出産手当金等、いくつもの給付が用意されています。これらの給付は申請をすることで受けられるものであり、保険者指定の様式が定められています。以下では、2023年1月から協会けんぽの指定する様式が変更になることから、その内容をとり上げます。

[1] 様式変更の目的
協会けんぽの申請様式は、現在でも記入箇所を分かりやすくするような工夫がされていますが、今回の変更は、被保険者や事業主にとって、より分かりやすく、より記入しやすく、そして、より迅速に給付金が支払われるようにすること等を目的として実施されます。
変更となる様式は全部で17種類に上りますが、主なものとしては下表のとおりです。

[2]切り替え時の留意点
新様式は、2022年12月28日以降に申請するものから使用するように案内されています。2022年12月28日以降も旧様式で申請することができますが、2023年1月以降に旧様式で申請する場合、新様式での申請と比べて、事務処理等に時間を要することがあるようです。特に早めの給付を希望する従業員には、様式が変更になることを伝えておくとよいでしょう。

協会けんぽのホームページでは、すでに新様式が公開され、ダウンロードできるようになっています。記入例も掲載されていますので、よく利用する様式については、早めに変更内容を確認するとよいでしょう。

■参考リンク
協会けんぽ「申請書の様式変更について」
https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g2/cat297/

※文書作成日時点での法令に基づく内容となっております。

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